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いまは社会に巣立っているが、小学生だった2人の息子と、 むかしよく山歩きしたことを思い出した。 春の尾根道をのんびり歩いていたら、突然、小学校5年生の彼が、 日本一高い山に登ってみたいと言い出した。 その年の夏、彼の希望をかなえるため、上高地から槍ヶ岳を北穂高に向かった。 槍ヶ岳寸前の雪渓で、それまで元気だった彼が高山病に。 一夜明けて元気回復。槍をスケッチする余裕もでた。 北穂の急な岸壁。キレットを目の前に南岳避難小屋から鎌田川へ雪渓を下りた。 鳥も通わぬ北穂滝谷の岩場を見上げながら長時間かけて奥飛騨、高山へ抜けた。 この登山で、おやじの方は、ひざがガクガクだった。 が、こどもはひと晩、新穂高温泉につかったら元気なもんだ。 最近のこどもは、身体は大きいが、もやしのように、ひ弱い子が多いという 統計を何かで読んだことがある。 「そりゃあ間違いだぜ」と思った。 ことしのゴールデンウィークは上天気に恵まれた。 野や山にどっと繰り出した家族づれハイカーが多かった。 急な坂道の登りなどでは、おやじより、女性やこどもの方が元気だった。 歓声をあげながら、バテぎみのおやじのおしりを押し上げる子供たちは、 そのことが楽しそうだった。
by ikkyuan
| 2005-05-07 22:20
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