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山は静かにそびえ、川の流れをみていると、 心が洗われ、なぐさめられる。 大自然や草花を観る、そして考えるということは、 自分自身を見つめることにほかならない。 自然の美しさと人の愛、自然の摂理に従って一途な気持ちで咲く花。 これが美しいものの最高のものではないだろうか。 「天にありては星 地にありては花 人にありては愛 これ世に美しきものの最たらずや」 と明治の評論家高山樗牛は語っている。 雄大な富士山を背に、小さな月見草の花が咲く姿を見て太宰 治は 「富士には月見草がよく似合う」 蛍の光は神秘的だ。 それが手のうえで消えてゆくとき、 自然の生命のはかなさを感じる。 「手のうえにかなしく消ゆる蛍かな」 と江戸時代の俳人去来はうたった。
by ikkyuan
| 2005-10-11 12:43
| 自分自身を見つめる
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